犬と猫に必要な栄養比率

犬と猫に必要な栄養比率に関しては、アメリカの方で、よく調査・研究されています。
(以下の各書籍へ「犬の祖先の食事」「野生の猫の食事」の栄養比率の記載があります。

参考:”Unlocking the Canine Ancestral Diet" by Steve Brown

Estimation of the dietary nutrient profile of free-roaming feral

 

犬の祖先と野生の猫における三大栄養素の比率

 

「小麦やトウモロコシ」などの炭水化物が極端に少ないことが分かります。
「肉食性の猫」、そして「雑食能力を持つ肉食性の犬」という身体的特性を考えれば、こちらの比率の方が理にかなっていると感じています。

AAFCOと祖先の犬・野生の猫の三大栄養素の比率の違い

 

AAFCO(アフコ)の基準と比較するといずれもたんぱく質と脂質(肉や魚)を多く摂るよう推奨しています。

このような調査・研究にも関わらず、「なぜAAFCOは基準を変えないんだろう?」「なぜ炭水化物(穀類)を多く設定しているんだろう?」と素朴な疑問を抱きました。

アメリカの栄養学の研究が間違っているから?
資本主義経済(利益)という市場の中で成り立っている製品は、原価を下げる必要があるから?

この本当の理由は、私たちには分かりません。
ただ、もし①であるならば、「祖先の犬・野生の猫の比率」を摂取している子たちは不健康になると思いますが、逆に、健康になっているという事実(症例)もあります。
⇒ 「症例」頁へ

 

私たちは「世界基準」というフレーズにまどわされてしまいましたが(笑)犬や猫に備わっている「身体本来の仕組み」へ目を向けることも大切ではないでしょうか?

うちの子たちへは「祖先の犬・野生の猫の栄養素」を参考に食材を選んでいます♪


【ご参考】

Q 犬や猫が肉食なら、肉や魚だけを与えればいいんじゃないの?

例えば、ライオンなどの野生動物は草食動物を捕食します。その際、モモ肉やムネ肉を選ぶのではなく内臓から食べると言われています。草食動物は、その名の通り草を主食としているので、結果として、草食動物の臓器に残っている草を間接的に摂取します。

少し残酷な話になりますが、このような捕食の際、草食動物の血液(塩分)も一緒に摂取します。
小さい頃、ケガをして傷口をペロッとなめて、しょっぱいと感じたことはありませんか?
肉食動物は、捕食という自然の摂理に従って、草や塩分も摂取しています。

犬に塩分は不要だという説がありますが、果たして本当でしょうか?精製塩はミネラルが取り除かれるので控えた方が良いと思いますが、天然の塩はミネラルが多く含まれ、身体に有益な作用を及ぼします。

自然界で営まれる捕食という行為。身体に備わった特性がその個体の嗜好性となり、健康な身体を維持する栄養につながるのだと思います。

自然の摂理ってやっぱりすごいなーと思ってしまう私たちです(笑)