情報化社会の盲点

効果を発揮しているものってなに?

「〇〇は△△に効く!」このような話題がでると「〇〇」という素材を使ってみよう♪と思いませんか?

例えば、「ゴッコーラは脳の神経細胞を活性化させるので認知症予防に期待できる」と文献への記載があります。
では、ゴッコーラはどうしてこのような効能があるのでしょうか?
ゴッコーラの微生物が、薬効を作り出しているからです。
そして、この微生物は、ゴッコーラという薬草の中で勝手に生まれる訳ではありません。
作物は「根」を通して、成長に必要な微生物を「土壌」から吸収します。要は、土壌の微生物がゴッコーラという植物へ吸収されることで薬効を作り出すので、土壌(畑)の健康状態によって作物の薬効には違いが出ると考えています。

農薬や化学肥料、害虫駆除剤、除草剤などケミカルなものをたくさん使った畑は、ノンケミカルな畑に比べて微生物の種類も量も少なくなります。
だからこそ、薬効を見込めるハーブを作るには、土壌の微生物を育てることが大切だと考えています。
言い換えると「ゴッコーラというハーブ=全て同じ効能」ではなく、育った環境による違いがあると思っています。

工場生産品など大量に作られる製品は、原料メーカーから原料を仕入れ製造します。
そして原料メーカー側は、需要と供給のバランスを保つために、生産方法には着目せず、「ゴッコーラという素材自体」を集めることを目的にします。
結果として、「〇〇は△△に効く」というキャッチフレーズだけが独り歩きしてしまう現実があると思っています。
ハーブを例にしましたが、これは魚介類も肉類もすべてに共通することです。
だからこそ、育てられた環境に目を向けて下さる方が増えてほしいと願っています。

 


過剰な滅菌まで本当に必要?

抗菌・抗ウィルスというフレーズが増えている昨今。
工場生産品は、安全性という側面を重視するため、光洗浄・空気洗浄など過剰な滅菌をして製品を作ります。もちろん除菌は必要ですし、安心も大切な要素ですが、過剰な滅菌は「有用菌」さえも殺してしまうというデメリットもあります。

何事も適度なバランスが大切ではないでしょうか。

本来、身体には、ばい菌やウィルスから身を守る機能(NK細胞)が備わっています。
「過剰な除菌・抗菌」は菌と接する機会を減らし、NK細胞は活躍の場を奪われてしまうのかもしれません(笑)
見方を変えれば、多少のばい菌はNK細胞を活性化し、免疫力を高める役割があるのかもしれないなと感じています。