人工素材と自然素材

有効成分って体内に入っても本当に有効な状態なの?

有効成分を濃縮するなど、機能性を高めたサプリメント。
「〇〇個分の△△」など、とても魅力的なキャッチコピーを見かけますが、身体の仕組みを考えたときに疑問に感じていることがあります。

それは、胃酸や胆汁、膵液などの酵素で分解をされても
「本当に有効成分のまま小腸までたどり着いて、栄養として吸収されるのかな?」
「本当に〇〇個分の量のまま吸収されるのかな?酵素で壊れないのかな?」
という素朴な疑問です。
口に入れた時は「〇〇個分」でも、唾液や胃液によって分解された時点で「〇〇個分の栄養素のまま」なのかは分かりません。
特に、胃酸に含まれている塩酸は、皮膚がただれてしまうほどの「強い酸性物質」なので、成分によっては、組成(成分自体)が壊れてしまうと思っています。

例えば、美容に良いと言われているコラーゲン。コラーゲンはたんぱく質です。
酵素の分解によって「たんぱく質→ペプチド→アミノ酸」へ変化し吸収されるので、コラーゲンを摂ってもコラーゲンのまま肌へ吸収されることはありません。
コラーゲンを作り出す栄養素は、ビタミンCとペプチドです。

この「身体の消化・吸収という仕組み」を考えたとき、栄養を吸収する小腸にたどり着いた時点で「〇〇個分の栄養素」であるのかを疑問に思っていました。

体内の酵素の働きを考えると…

抽出された成分よりも「自然の食材(野菜・肉・魚)」の方が、酵素によって少しずつ形を変え、栄養として活かされるのでは?と感じています。

 


添加物など人工的に作られたものと身体の相性は?

食品添加物やサプリメントのカプセルなどの人工的に作られた合成素材にも疑問に感じています。
スーパーで販売されている加工品の裏面に必ずと言っていいほど記載してある「アミノ酸等」という添加物。「アミノ酸=身体によい物」というイメージがありますが、これはうまみ成分として添加されている合成添加物です。

原価を安くして大量生産、大量流通させることで、豊かな経済循環が育まれます。
その為には、手間暇やコストをかけ、シイタケなどのうまみ成分を使った加工品を作ることができません。
結果、安価な合成品のうまみ成分を添加し、短時間で大量に作られる製品が増えていきます。
もちろん味は美味しいので、食べることへの満足感は得られますが、シイタケなどの「食材から得られる栄養素」を摂ることはできません。


添加物の安全性にも疑問を感じています。
もちろん、安全性は調べられていますが、これは添加物の原料1つずつに対しての判断です。

今の時代、様々な加工品に使われているので、結果として、多種多様な添加物を摂取することになります。1つ1つは安全でも組み合わさった場合はどうなるんだろう?と思っています。

サプリメントのカプセルも1つずつを捉えると何ら問題はありませんが、ここまで添加物が流通していると本当に大丈夫なのかな?という不安を感じています。
又、私たちの身体の中にいる自然界の酵素たちが「自然の素材ではない合成添加物」をどこまで処理できるのかな?という疑問ももっています。

「食べることができるもの」という点では同じでも、「自然が作り出した消化吸収というメカニズム」を捉えると「自然が作り出した食べ物」の方が相性がよく、身体にとって有用な栄養素になると考えています。