人と犬と猫の違い

私たちには、うちの子(ハーブたち)以外にも、ちゃんこ(黒猫)、れいら(トイプー)、あいな(黒猫)、まこも(サバ虎猫)という大切な可愛い子がいます。
いっぱい遊んで、話しかけて・・・人間の子と同じ感覚で生活をしています(笑)
しかし、「身体の仕組み」という大きな違いがあります。

例えば、人間の唾液中には炭水化物を分解する消化酵素(アミラーゼ)がありますが、犬や猫の唾液中にはほとんどありません。そのため犬や猫は、小麦やトウモロコシなどのデンプンを処理する能力が人間よりも劣っています。


胃は、人間よりも大きく強力な胃酸を分泌しています。人間の胃酸は「pH2~4」に対し、犬は「pH1~3(強酸性)」と言われています。強酸性の胃酸は、肉などのたんぱく質を消化する能力、口腔から侵入した菌やウィルスを除去する能力が人間よりも優れていることを意味しています。


 腸の長さにも、大きな違いがあります。
犬は、「2~7m(体重の2.7~7%)」、人間は「7.5~8m(体重の11%)」と言われています。
腸が長いということは、人間の方が「微生物が多い(=醗酵により、アミノ酸などを作り出している)」ということです。だから人間は、肉食動物に比べ、たんぱく質の摂取量が少なくても健康を保てるのかもしれませんね。

 

この腸の長さの違いは、食べ物が留まる「時間」とも比例します。

人間は「30時間~5日間」なのに対し、犬は「12~30時間」程度と言われています。

万が一、菌が胃酸を通り抜けても、腸での滞在時間が短い(=便として排出されやすい)ので、人間よりも菌に強いということを意味しています。
お散歩中に道端でペロってしても、人間よりも強いはずです(笑)


 顎の機能も違うので、人間のようによく噛むことはせず、すぐに飲み込んでしまいます。

そもそも、小麦やトウモロコシなどの穀物は「消化しにくい」という特徴があります。人間は、炭水化物の消化を助けるために「よく噛む」という機能を備えました。犬や猫にこの機能(よく噛む)がないのは、人間よりも炭水化物を必要としないあらわれなのだと思います。

犬と猫は、炭水化物よりも「タンパク質」を必要とする肉食動物です。

よく噛まなくても肉類を消化できるのは「強酸性の胃酸」という身体の構造自体が肉食に対応しているからです。

ご参考までに・・・野菜などの植物には「細胞壁」があります。よく噛むという機能が備わっていない犬や猫は、細胞壁を壊して(細かく刻んで)与えた方が良いと言われています。

 

犬も猫も同じ大切な家族です♪
しかし、生態的な違いがある以上、適した栄養というものも異なります。
大切なうちの子のために、犬や猫にとって本当に必要な栄養素を取り入れて頂けたら嬉しいです。

食事についての詳細はこちらのページから